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仙台発。大人の情報誌「りらく」顔語り

鈴木 久夫(すずきひさお)

鈴木 久夫

鈴木 久夫 - すずき ひさお

衫覽弖設代表取締役。昭和22年、亘理郡山元町生まれ。中学卒業後、茨城県日立市の日立製作所に入社。5年後地元に戻り、建設会社に弟子入り。昭和45年鈴久建設を創業。同49年に有限、平成3年に株式会社を組織。全国間税会総連合会理事、仙台国税局間税会連合会常任理事、宮城県間税会連合会副会長他。suzukyu@if-n.ne.jp

 「思えば、十数年前に思い切ってプレカット工法を採り入れたことが良かったんでしょうねえ」、自社への思いを気さくに語り始めた。

 裸一貫、20人ほどを雇用して起業したのが若干23歳の時。なりふりかまわず働いて、数年後には会社組織を整えた。 そして平成に入っては、建材を予め加工するプレカット工法を県内でいち早く導入。「日立時代にコンピュータ化に触れ ていましたからね、建設業にもそういう時代が来ると、ひらめいたんです」。周囲の猛反対を押し切って膨大な投資をした 結果、人件費削減や精度の向上、工期の短縮化などで事業も伸展。こうして、景気後退後も着実な実績を残してきたという 訳だ。

 終始笑みを浮かべながら、和やかに場を進めるが、いざ仕事となると、頑固一徹のようだ。「時間が許す限り、 毎日現場をぐるぐる回っています。お巡りさんみたいにね(笑)」。顧客第一主義・現場主義を貫き、決して妥協は許さ ない。常に現場をチェックしながら、顧客との信頼関係にも万全を尽くす。有言実行型のボスが、頼もしくて格好いい ことは言うまでもない。「新しい工法もどんどん採り入れています。わが社ならでは、ほかにできない仕事をやってい きたいですね」。

 浅黒い肌にブルーのシャツがよく似合うが、日焼け肌を作っているのは、なんと畑仕事だ。 毎朝3時半起床で3百坪の畑を耕す。「できた野菜を方々に配るのが楽しみでしてね‥、これが唯一の 趣味かな」。そして午前7時には出社し、現場や営業を『お巡りさん』ばりに駆け回るという。

 間税会活動でも一途な面を見せる。「若い時に誘われて参加してから、ついつい抜けられなくなってしまいました」 。いくつもの理事や長を勤め、「なかなか手をつけられずにいたパソコンも、文書作りのために頑張ってマスターしま したよ」。税金関連のPRなどさまざまな活動に携わるが、消費税の値上げには反対の立場で提言しているそうだ。 公私を問わず、知人友人がめっぽう多い。「温泉に浸かってるうちに友達が増えるし、何十年と付き合っているマッサ ージ師さんもいるんです‥」。弟子時代に痛めた腰は手術ができない状態で、医者に勧められた温泉治療が休みごと の慣例となっているという。「それと、私にとっては、温泉がもう一つの営業の場でもあるんですよ(笑)‥」。

 何に対しても気負いはなく、まっすぐに向かっていき、まっすぐに受けとめる。そこにはいつも誠意があり、 その深い人柄に、誰もが引き込まれてしまうのだ。部下も、客も、友人も、そして初めて会った相手も‥。こ うして、公私にわたってファンや支援者の輪が広がり、また新たな仕事にもつながっていく。
好きな言葉を尋ねると、奇しくも『博愛』と返ってきた。にこやかな笑顔が、一層輝いて見えた。



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